外壁塗装の工期は?
外壁塗装の工期は、7~10日がほどといわれています。
この日数は、外壁塗装のみの日数になりそれに加えて屋根塗装を行うと10~14日になります。
なぜ屋根塗装も考えたほうがよいかというと、外壁塗装が必要な目安となる築7~8年を迎えると、外壁だけではなく、大抵は屋根も塗装の塗り替えが必要になっているものだからです。そのため、外壁塗装のついでに屋根塗装も行う人が多いです。
塗装前の工程
1日目
足場を組みます。
塗装工事には不可欠な足場ですが、この足場設置も組み方が不十分だと、事故を誘発してしまう可能性があるため、気が抜けない作業のひとつです。
2日目
外壁や屋根を高圧洗浄機でしっかり洗浄します。
表面の汚れや、劣化してしまった外壁材などの塗料、苔やカビなども落とします。
この作業をいい加減にすると、塗装時の塗料ののりが悪く、施工後に塗装の劣化が早く進んでしまう原因にもなります。
3日目
養生。
塗料がついてはいけない場所をビニールで覆って保護をする作業です。
合わせて下地処理を行います。外壁のひび割れ部分や、シーリングが劣化して隙間がある部分を埋める補修作業を行います。
この作業も重要な工程、怠ると塗装後の塗膜の劣化を早める原因にもなってしまいます。
塗装の下準備とはいえ、最低でも3日ほどかかります。
この下準備をしかっりしておかないと、塗装作業にさまざまな問題を引き起こしてしまいます。
塗装作業の開始
下準備が完了して塗装作業の開始です。
塗料の種類にもよりますが2〜3回は塗る必要があります。
4日目
まずは最初の塗装下塗りの開始。
塗料が外壁材や屋根材にしっかりのるように、下塗り専用の塗料を塗装します。
5日目~7日目
「中塗り」「上塗り」の作業。
お客様に選んで頂いた色を塗装していきます。上塗りはすぐには行いません。中塗りの塗料がある程度乾いてから塗装しなくてはいけません。
中塗りと上塗りをすぐに行う業者もいるようですがこれは誤りですのでそのような業者は注意が必要です。
外壁と屋根を同時に行う場合、屋根に対して同じ作業が更に3日ほど続きます。
仕上げの工程
ようやく仕上げの工程です。
塗り残しがないか確認したり、細かいところも塗っていきます。
10日目
雨どいや雨戸、戸袋や破風など細かな部分の塗装を行います。
11日目
施主と業者で確認を行います。手直し箇所があれば手直しを行います。
12日目
足場の撤去や現場の清掃を行い工事は完了となります。